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[書評] 採用基準

有名ブロガー Chikirin さんの中の人なんでは?との噂がたってる著者の本。
気になったので読んでみました。

現状の日本で、いかにリーダーシップというスキルを学ぶ機会が欠如しているか、リーダーシップがいかに大切なスキルか、など著者のマッキンゼー時代の経験を元に語られています。

政治でも仕事でもリーダーになる人を批判しがちな日本人の性質が、この本を読んでるとなんとなく納得できる。リーダーシップはトップに立つ人だけでなく、全員が持ってるべきスキル。リーダーシップスキルがないと、リーダーの人を助けるとか率先して解決策を提案するという行動を積極的にしないので、リーダーを批判するか指示待ちばかりになってしまう。

同じような内容の繰り返しも多かったですが、その中でも気になった文章を引用でまとめてみました。

気になったとこ引用

P.??? (メモし忘れ)

どこで働く人も、自分の成長スピードが鈍ってきたと感じたら、できるだけ早く働く環境を変えることです。もちろんそれは転職である必要はなく、社内での異動や、働き方、責任分野の変更でも十分です。

P.128

一人の偉大なるリーダーを待ち望む気持ちは、誰かが、この大変な現状を一気に変えてくれるはず、という他者依存の発想に基づいています。自分たちは何もせずただ普通に暮らしていれば、いつかスゴイ人が現れて、世の中をよくしてくれる、という救世主への期待です。私はこれを「スーパースターシンドローム」と呼んでいます。日本人にとってリーダーとはスーパースターであり、「神のような力をもった誰か」です。こういう人を待ち望む気持ちは、裏返せば思考停止と同じです。神頼みと何も変わりません。

P.183

日本に足りていないのは、一人ですべてを変革できるカリスマリーダーではなく、あらゆる分野で働く、名もない数多くのリーダーだ

P.188

知識や思考力や勤勉さを総動員し、目の前の問題を解決していくためのリーダーシップを発揮できる人の数が、あらゆる場所において不足している

P.196

世の中は”誰かが”うまくまとめてくれるのではなく、一人ひとりが力を出し合って、うまく回していくものなのです。

P.229

自分の評価は、それぞれが自分の物差し(基準)に沿って行えばよいのであって、マッキンゼーの物差しに合っているかどうかが、自分のビジネスパーソンとしての評価を決めたりはしない

P.236

よく「日本には人材しか資源がない」と言います。そんな国で人材が有効活用できていないとすれば、それはあたかも!サウジアラビアが石油を活用せず、海に流して捨てているのと同じくらい馬鹿げたこと

P.239

世界に出ていけるのは、英語ができる人でも頭がいい人でもなく、リーダーシップを身につけた人にほかなりません。強く市場から求められる専門性があれば、通訳をつけて海外で活躍することもできるし、自分にはない専門知識や洞察力、思考力をもつ人材を、チームメンバーとして率いることもできます。しかし、リーダーシップだけは自分でもっていないと航海に旅立つことができません。

P.242

世間の評価に流されず、自分自身の生き方を追求するために不可欠なものが、リーダーシップだということ

P.242

社会を変えたいなら、まず自分の生き方を変えないと始まらない

最後の引用がグサっとくる〜。




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